体臭が原因で部活を諦める?親ができることと子供ができることって?
「子供が体臭を気にして部活に入りたがらない」なんて問題に頭を抱える親御さんが増えています。 部活はともかく、体育の授業まで「出たくない!!」なんてごねられてしまうと成績、進学にも影響します。 親の立場から戦略を練らなくてはなりません。 簡単にできてお金もかからない体臭の部活、体育対策、予防法まで、体臭トラブルを解決するための最新情報をお伝えします。
2016年06月17日更新
この記事の目次♪
体臭を気にする子供に親がまずするべきこと
10代にとって、体臭の悩みは深刻です。本当は入りたい部活があるのに、体臭がきついために入部を諦めるケースも増えています。
年齢の違う生徒とも触れ合える部活動は、社会人になってからも役立つコミュニケーションスキルを養うのに絶好の場です。もしお子さんが体臭のことを気に病んでいるようなら、最初に「本当に臭いのかどうか」確かめて下さい。単純に汗臭いだけなら、毎日お風呂に入り、デオドラントグッズでケアすればカバーできます。
臭くないのに必要以上に気にしているようなら「体臭は臭うのが当然」だと教えてあげて下さい。
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「気にしない」スキルの教え方
中学生、高校生の男女は妙に潔癖になることがありますが、体臭を無臭化することはできないと理解させなければなりません。
臭いを気にしてクラスメイトと話せなくなるケース、引きこもりになるケースも増えています。体臭のことが頭から離れず、勉強どころではなくなる前に、気にしないスキルをマスターさせる必要があります。
自臭症というメンタルの病があることも教えてあげると、一歩引いて考えられるようになるかも知れません。臭いのエチケットを守ることと、気にし過ぎて行動が制限されること、メンタルを病んでしまうことの違いを、大人の立場から話してあげて下さい。
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学校の規則が厳しくて制汗剤が禁止?!
もし学校の規則が厳しくて、デオドラント剤の持ち込みが禁止されていた場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
体臭の部活、体育対策や予防には、デオドラント剤が一番ですが、使えないなら朝、通学前に熱いシャワーを浴びる習慣をつけましょう。夜の寝汗も洗い流すことができますし、交換神経が刺激されるので眠気冷ましにもなります。
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ウェットシートやタオルも持たせましょう。体臭を抑える機能的な下着もおすすめです。
サプリ?便秘薬?本当に臭っている時の体臭対策
残念ながら、お子さまの体臭が本当にきつい場合、デオドラント剤や朝のシャワーだけではカバーし切れないことがあります。体臭のせいで子供が心に傷をつくらないよう、早い段階でサポートしてあげましょう。最初に原因を突き止めなければなりません。
もし便秘体質なら、食物繊維や乳酸菌対策で便通をスムーズに促す対策に励むことで体臭が軽くなる可能性があります。献立を見直し、運動不足に陥っていないかどうか、普段の生活をチェックしましょう。
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サプリを使う時も便秘薬ではなく、食物繊維や乳酸菌を補うような成分が配合されているものを選びましょう。お子さんに飲ませるものでしたら、尚更植物性由来の成分が多いものがよいでしょう。学校で飲むことがないよう、朝・夜の2回か1日1回だけ飲むものを選んであげるのがおすすめです。
受験や人間関係などストレスの影響で体臭がきつくなることもありますから、メンタル面も軽視できません。
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ワキガは80%の確率で遺伝
ワキガ体質なら、一度病院で診て貰い、お医者さんと一緒に対処法を考えましょう。ワキガは「気のせい」ではなく、確実に臭います。そもそもワキガは80%もの確率で両親から遺伝しますが、自分がワキガ体質だと嗅覚が麻痺して子供のきつい体臭に気づきにくいのが問題です。
洋服のワキ部分が黄色く汚れていませんか?
耳垢がねっとりと湿っていませんか?
注射や塗り薬を使った治療法もありますし、まずはワキガ体質かどうかはっきりさけることが先決です。
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まとめ
- 「体臭は多少臭うもの」と気にし過ぎないことを教えてあげる
- デオドラント剤や消臭インナー、朝のシャワーが部活、体育の体臭予防対策に効果的
- ワキガ体質なら治療を検討するべき