おならの臭いが気になるなら病院へ

おならの臭いというのは本来無臭ですが、食べたものによっては臭いは変化することを誰もが知っているでしょう。しかし、何を食べたとしてもおならの臭いがきつく一向に治る気配がないという場合は体内の異変が起こっている可能性があります。

ただ、おならが臭いだけで病院へ行くのは恥ずかしいという気がしてしまいますが、何かの病気が隠れていた場合は早期発見にもつながるため、恥ずかしさはありますがしっかり病院へ行く決断をするべきでしょう。

また、おならの臭いで病院へ受診しようと考えている場合、何科に行けば良いのかわからないという人も多いです。その場合、おならの原因がどのような可能性があるのかを考えて決めるようにしてください。

便秘がちな人でおならの臭いが気になるなら便秘外来、暴飲暴食が続く、偏食、胃痛、すぐにお腹をこわすようになったという人であれば消化器系に原因がある可能性があるため消化器内科へ受診するようにしましょう。

便秘がちなら便秘外来へ

腸内環境が悪い、あるいはストレスなどによって自律神経のバランスが崩れてしまうと町の動きが悪くなり便秘がちになってしまいます。

その場合、便が腸内に滞ってしまうためにガスを排出しおならの回数が増えてしまうだけでなく悪玉菌が便を餌にして増殖してしまうのです。そうすることによって臭いガスを発生させてしまい、結果としておならがいつまでも臭く回数も多くなってしまうということになります。

便秘の場合は肛門科や胃腸科で受診をすることによって診てもらうことは可能ですが、より専門的に診てもらいたいということであれば便秘外来を受診するのが良いでしょう。便秘外来では便秘がどのようにして起こっているのかを始め、便秘改善指導や私生活でできる便秘予防法などもレクチャーしてもらうことができます。

便が出にくい、おならの臭いが気になるという直接的なところから、野菜を食べない、水分をあまり摂らないニキビや吹き出物が多いといった便秘が要因で起こる身体の不調までをチェックしてもらえるので、気になる方は一度診てもらうと良いでしょう。

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消化器系に原因がある場合は消化器内科へ

消化器というのは口から肛門までの器官と臓器のことを指していますので、おならが臭いという悩みは消化器内科で診てもらうことが可能です。実は便秘の症状もこの消化器内科で診てもらうことができるため、何科を受ければいいのかわからないという場合は一度消化器内科で診てもらう方が良いかもしれません。

腸が原因の病気だけでなく胃が原因の病気の場合もありますのでもしものことがないように様子を見て病院へ受診してもらうほうが良いでしょう。具体的に食道がんや胃がん、大腸がんといったものから過敏性腸症候群、出血性大腸炎といった病気も隠れている可能性があります。

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腸内環境改善法

腸内環境を改善するためには腸内に棲む善玉菌を増やすことが解決の鍵となります。まず生活習慣を見直すことが大切です。インスタントやレトルト食品ばかり食べて偏食であったり、睡眠不足やストレス環境下に身を置いていたり、身体に悪影響を与える習慣を見直して改善するようにしましょう。

また、善玉菌を増やすためには発酵食品を摂るのもおすすめです。ヨーグルトや納豆、キムチといった食品は善玉菌を増やす働きをもっているので、毎日少しずつでも食べるようにしましょう。

また、便秘を解消したいのであれば食物繊維をバランスよく摂るのが良いでしょう。食物繊維は水溶性と不溶性の2タイプがありますので、どちらかに偏ることの無いように心がけてください。

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まとめ

• 便秘の場合は肛門科や胃腸科で診てもらうことは可能だが、より専門的に診てもらいたいということであれば便秘外来を受診するのが良い。
• おならが臭いという悩みは消化器内科で診てもらうことが可能。
• 善玉菌を増やすためには発酵食品を摂るのもおすすめ。ヨーグルトや納豆、キムチといった善玉菌を増やす働きをもつ食品を積極的に摂りましょう。