過敏性腸症候群(IBS)の原因と症状、治し方3選

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2017年06月16日更新

おなら・便臭

ニオイペディア編集部

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過敏性腸症候群(IBS)とは下痢や便秘などの症状が現れ、その原因が大腸や小腸に関係していると言われている病気の総称です。
先進国に多い病気の一つと言われているこのIBSの原因や治し方を軸に詳しくご説明いたします。

過敏性腸症候群(IBS)の原因

IBSの原因は基本的にストレスです。ストレスによって自律神経が乱れ、大腸の働きが正常に行われないがために下痢や便秘などの症状が現れます。そのため先進国の若者に多い症状となっています。新しい職場や環境に対するストレスがIBSに直結するわけです。

ストレスが原因であるため、病院などの診察では中々見つけづらい症状としても有名です。IBSは大腸が正常な働きをしないがために起こる症状です。大腸自体には傷や炎症がないので、レントゲンでも異常が無いと診断されてしまいます。

過敏性腸症候群イメージ画像
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過敏性腸症候群(IBS)のタイプ別症状と診断基準

IBSはRomeIIIという国際的な診断基準でタイプ分けされています。前提として直近3ヶ月間で月に3日以上の腹痛や腹部不快感が繰り返し起こっていて、排便によって症状が軽減する、発症時に排便頻度に変化がある、発症時に便形状の変化があるの3つの項目の内2つに当てはまる必要があります。

そして便の状態と頻度によってタイプが分かれていますので、一つずつ説明いたします。

便秘型IBS

RomeIIIでは『硬便または兎糞状便が25%以上あり、軟便(泥状便)または水様便が25%未満のもの』を便秘型IBSとしています。

硬便というのは硬くて中々体外へ排出されにくい糞です。兎糞(とふん)状便というのはその名の通り兎の糞のように小さくてコロコロとして糞の事です。逆に軟便は下痢の時に出るドロドロした便の事です。

一般的に便秘と感じる時の症状がそのまま便秘型と言えます。割合として便の形状が硬便に偏っている事が条件というだけです。

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下痢型IBS

RomeIIIでは『軟便(泥状便)または水様便が25%以上あり、硬便または兎糞状便が25%未満のもの』を下痢型IBSとしています。

こちらも同じように下痢の症状と見られる便の形状が多ければ下痢型IBSに診断されるわけです。注意して欲しいのは、この硬便と軟便の両方の症状が出ている時にはまた別のタイプ分けがされる点です。

混合型IBS

RomeIIIでは『硬便または兎糞状便が25%以上あり、軟便(泥状便)または水様便も25%以上のもの』を混合型IBSとしています。

今までは硬便か軟便が25%以上で、その反対の症状が25%以下が条件でしたが、人によってはその両方の症状が多く発症するケースもあります。それがこの混合型IBSに分類されます。

分類不能型IBS

RomeIIIでは『便性状異常の基準がIBS-C,D,Mのいずれも満たさないもの』を分類不能型IBSとしています。IBS-C、D、Mというのはそれぞれ便秘型、下痢型、混合型になります。

つまり3ヶ月間で月に3日以上腹痛や腹部不快感を繰り返しているけど、便の形状は硬便にも軟便にもほとんど変化していない人が分類不能型IBSになります。便はちゃんと出ているのに腹痛などを感じるというのも中々嫌な症状ですね。

セルフチェック

RomeIIIの診断基準ではまずIBSであるかどうかを診断し、その後でタイプ分けしています。なので自分がIBSの便秘かもしれない、下痢かもしれないと感じた時は、まずIBSかどうかをチェックするところから始めるようにしましょう。

一過性の便秘の可能性もありますので、必ずIBSかどうかをチェックするようにしましょう。

  • 腹痛時に排便すると痛みが治まる
  • 硬便、または軟便が繰り返し出る
  • 睡眠時や休日には症状が出ない
  • 症状が1ヶ月以上持続している
  • 排便後に残便感があるけど便が出ない

この5つをチェックして3つ以上当てはまる場合にはIBSの可能性が高まります。特に症状が長期的に定期的に繰り返し起こっているとIBSの可能性がさらに高まりますので、腹痛や便秘を感じた日はできる限り覚えておくようにしましょう。

過敏性腸症候群(IBS)の治し方

IBSの症状の分類が分かったところで、ここからは治し方についてご説明いたします。食事や市販薬、病院で診てもらうなら何科が良いかを詳しく説明いたします。

1. 生活習慣・食事

IBSの治し方に関して食事で気を付ける点はありません。この言い方だと誤解する人が出てくるかもしれませんが、これは食事ではIBSを治せないというだけです。IBSの原因は慢性的なストレスですので、食事を変えて治る事はまずありません。

しかしIBSは腸内での異常によって症状が出ているわけですから、腸に負担をかけない食事をする事で症状を和らげる事はできます。

脂質が多い物、過冷過熱の物、香辛料、カフェイン、炭酸飲料、アルコール飲料、これらの食べ物を控えるようにすると、腸への負担を抑える事ができます。また食べ物をよく噛んでから食べる、早食いをしない事も大事です。食事に関してはこの2つに注意してください。

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2. 市販薬

IBS用の市販薬はセレキノンSになります。これは現在IBSに対する市販薬として唯一の物になります。この中に含まれているトリメプチンマレイン酸塩が消化管運動調律剤と呼ばれています。

セレキノンS
セレキノンS
引用元:田辺三菱製薬

 
これは腸内の働きが活発なら抑制し、低下している時は活発にするという働きを持っているのです。つまり腸内のバランスを整えてくれるように働きかけてくれるので万人向けの治療薬となっているのです。

注意点としてこちらの市販薬は要指導医薬品に認定されています。これは薬剤師による対面販売が必須という事になります。なのでAmazonなどのネット通販では手に入りません。必ずドラッグストアで購入する事になります。

3. 病院で治療するなら何科?

体の状態がいつもと違ったら病院で一度診察を受けるのは基本です。もちろん仕事が忙しくて休めないなどの理由で病院に中々行けないという人もいるかもしれませんが、自己判断で症状を甘く見ていると後々大変な事になります。

最初はIBSかどうか分からないが、とにかく腹部に違和感がある人が多いと思いますので、まずは消化器内科に行きましょう。ストレスが原因とされるIBSですが、まずは本当にIBSかどうか知るためにも消化器内科で診察してもらいましょう。

そして病院からIBSと診断してもらった後で診療内科に行きましょう。IBSによって便秘や下痢が発症している場合には、その原因であるストレスをまずは無くす必要があるからです。

ここで重要なのが、ストレスの除去は病院では難しい事、そして基本的にすぐには消し去れない事です。

仕事が原因でストレスが溜まっているからといってそう簡単に辞められない人もいるでしょうし、何より辞めたら辞めたでお金の問題に対してまたストレスを溜める可能性があり得ます。IBSは長期的に付き合っていく必要がある病状だと覚えておきましょう。

ガスが溜まる、出やすいのも過敏性腸症候群?

RomeIIIの分類には存在しませんが、ガスが溜まったり出やすいのもIBSの1つとされています。お腹にガスが溜まる原因がIBSと同じくストレスだと考えられているからです。ガス型と称する事もありますが、ここでは分類不能型IBSの1つとしてご説明いたします。

ガスが溜まる、分類不能型の過敏性腸症候群の改善法

ガスが溜まるタイプのIBSでも基本的な治療法、改善法に違いはありません。腸に負担をかけない食事を心がけて、できる限りストレスを溜めない様に生活する事です。

お腹が良く張っている状態になりやすいと言う方はガス溜まりが体内にできてしまっている可能性が高いです。この場合には運動によってガス溜まりを取り除く事もありますので、ジョギングなどの軽めの運動がお勧めです。

もちろんこのタイプのIBSも長期的に付き合っていく必要があるので、運動を定期的にやろうと考えている人は長続きできる時間、運動量に抑えるようにしましょう。

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おならの臭いが気になるならサプリも

ガスが溜まっているタイプのIBSで最も気になるのが匂いです。おならを頻繁にしてしまう可能性が高いわけですから、その臭いで周りの人に迷惑をかけていないか気になってしまいますよね。

それが余計なストレスになってまた臭くなるという悪循環にもなりやすいので、早急に対策しておく必要があります。

体の内側からケアすることがもちろん大事で、食事や生活習慣の見直しといったことも重視しなければなりません。手間も時間もかかるので薬に頼りたくなりますが、残念ながらおならの臭いを消す薬はありません。

そこでおすすめしたいのが、体臭ケアのサプリです。
数ある体臭サプリの中でもおならの臭いも「なかったことに」してくれるのが『臭ピタッ!』です。

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まとめ

  • IBSはRomeIIIという国際的な診断基準でタイプ分けされている。
  • 過敏性腸症候群の治し方は「腸に負担をかけない食事をする事」「市販薬セレキノンSを飲む」「病院で治療するならまずは消化器内科、IBSと診断してもらった後で診療内科へ」の3つ。
  • RomeIIIの分類には存在しないが、ガスが溜まったり出やすいのもIBSの1つとされている。

 

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