加齢臭ノネナールとミドル脂臭ジアセチルの違いとそれぞれの対策法

2017年02月27日更新

加齢臭

ニオイペディア編集部

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30代を過ぎたあたりで気にしだす悩みの一つであるニオイですが、ニオイの代表として「加齢臭」と「ミドル脂臭」が挙げられます。
それぞれの原因物質である「ノネナール」と「ジアセチル」を理解してそれぞれに合った対策をしていきましょう。

加齢臭の原因ノネナールとは

ノネナールは9-ヘキサデセン酸と呼ばれる脂肪酸が過酸化脂質に酸化分解され生成されます。ニオイの例えとしては、油臭いニオイや古雑誌のニオイ、押し入れの中のニオイと言われています。

このノネナールは身体の皮脂腺から分泌され、主に皮脂量が多い男性が加齢臭になりやすいと言われるのはこの違いからきているのです。

ノネナール
ノネナール
引用元:ジャパンメディカル株式会社

 
なぜ加齢臭と言われているかという事ですが、若い内は代謝が活発なので、皮脂から分泌されたノネナールになる前の脂肪酸を、ホルモンの働きによって酸化を防いでいたためにノネナールになるのを抑えていた状態でした。

しかし、年齢を重ねるにつれて代謝が衰えてしまいホルモンの働きも低下してしまうと、皮脂腺から分泌された脂肪酸が酸化されて加齢臭を放つようになるのです。

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ミドル脂臭の原因ジアセチルとは

ノネナール
一方、ジアセチルという物質は汗の中に含まれる乳酸が皮膚常在菌(ブドウ球菌)によって代謝分解された結果発生する産物です。そしてこのジアセチルと皮脂にふくまれる中鎖脂肪酸が結合することによって、いわゆるミドル脂臭と呼ばれる不快なニオイを放つようになります。

ニオイの例えとしては、こちらも油っぽいニオイやろうそくのニオイと表現されることが多いです。

加齢臭は50代頃からしてくるのに対し、このジアセチルというのは個人差はありますが、大体働き盛りである30~40代が一番のピークだと言われています。

加齢臭は皮脂腺が多く存在する上半身全体からニオイがするのに対し、ミドル脂臭は後頭部からうなじにかけてニオイがする特徴の違いもあります。

年代別ニオイの種類
引用元:40代頭皮のねっとりアブラに潜む「ミドル脂臭」の恐怖! マンダムの臭気判定士が解説|exciteニュース

 
ジアセチルの恐ろしい所は皮脂をエサにした皮膚常在菌が作り出す中鎖脂肪酸と結合すると、そのまま皮脂に蓄積するので、ジアセチルが発生してしまった場合は洗い落としてあげなければニオイはそのまま残ってしまうということです。

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それぞれの対策は?

ニオイ原因物質が違うのでそれぞれの対処法も若干違ってくるのでそちらも紹介したいと思います。

ノネナールが発生しない対策法

加齢臭

食事

ノネナールは脂質が多い食事を摂ると増える傾向にあるのであまり肉類や乳製品を摂りすぎないようにしましょう。そして併せて抗酸化作用の効果があるビタミン類が多く含まれる食事を心がけるようにしましょう。

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洗濯

ノネナールは衣類にも染み付いてしまうのできちんと洗濯をしなければ自分からだけでなく衣服からもニオイを発生させてしまいます。高めの温度のお湯で衣服をつけ置きや洗濯をしましょう。

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身体をしっかりと洗う

ノネナールは上半身全体からニオイを放ちますし、実は耳の裏側からもニオイがします。身体はしっかりと洗う方は多いですが、首や耳の裏側もしっかりと洗って脂肪酸であるノネナールを洗い落としてあげましょう。

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ジアセチルが発生しない対策法

カップル画像

食事

こちらも食事から発生量が影響されます。油の多い料理は控え、ビタミンB1やクエン酸を摂るようにしましょう。ビタミンB1は豚肉、クエン酸であればお酢やレモン、パイナップルなど酸味のある食べ物に多く含まれています。

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洗髪

ジアセチルはノネナールと違い頭部からうなじにかけてニオイを放つと場所が限られています。ただしジアセチルも同じ脂肪酸と結合されて水では落としにくい物質になっていますので、洗髪をするときは熱めの温度で頭皮を揉むようにシャンプーをしてジアセチルを洗い落としてください。

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適度な運動

血行不良がミドル脂臭を加速させる原因でもあるので、適度な運動を取り入れることはミドル脂臭予防にもなります。加えてストレスを抱えるとジアセチルの量が増える事もわかっているのでストレス発散のためにも運動をする、といった心構えで望むとより良い対策法になるでしょう。

ノネナール
加齢臭とミドル脂臭の違いは理解できましたでしょうか。ニオイの原因物質は違いますが、周りを不快にするニオイという点では変わりはないです。しっかりとニオイケアをして快適な生活を送れるようにしていきましょう。

まとめ

  • ノネナールは身体の皮脂腺から分泌され、主に皮脂量が多い男性が加齢臭になりやすいと言われる。
  • ジアセチルは汗の中に含まれる乳酸が皮膚常在菌(ブドウ球菌)によって代謝分解された結果発生する産物で、後頭部からうなじにかけて臭う。
  • 臭い原因物質が違うためそれぞれの対処法も若干異なる。

 

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