【ミドル脂臭セルフチェック】30代、枕の染み・ニオイは大丈夫?
あなたは自分のニオイを気にしたことがありますか? 自分のニオイというのは自分では気づきにくい部分ではあるのですが、まだまだ30代だから40代だから加齢臭には程遠いと思っていませんでしょうか。 そんなあなたからもしかしたら加齢臭よりも強烈な「ミドル脂臭」のニオイを放っているかもしれません。
2017年02月25日更新
この記事の目次♪
簡単な3つの確認方法でミドル脂臭セルフチェック
まずは以下の事項が当てはまるかどうかチェックしてみてください。
check-1 頭部周辺がべたつく時がある
ミドル脂臭の方は頭部周辺からニオイを発生させますが、そのニオイの元は若干のべたつきがあります。まずは手で触ってみてベタつきがないか確認してみましょう。
そして、ティッシュを用意し、後頭部、首の後ろを強く拭いて下さい。拭いた後のティッシュのニオイが使い古した油の臭いがしないでしょうか。
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check-2 枕にシミがある・ニオイがする
実はミドル脂臭は後頭部から一番ニオイがします。なので寝ている時に使う枕にもニオイがたっぷりと染み込みます。朝起きたときに自分の枕のニオイを嗅いでみてください。
あるいは枕のカバーにシミがつきやすい方はミドル脂臭である可能性が高いので要注意です。
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check-3 肥満型で肉類を好んで食べる。野菜は殆ど食べない
脂臭という事もあり、脂質が多い食事をするとミドル脂臭リスクは高まります。普段から肉を好んで食べている方や野菜を全く食べない方、肥満な方はミドル脂臭が発生しやすくなりますのでこちらも注意が必要です。
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以上の条件が1つでもあてはまるとミドル脂臭を放っている可能性が高いです。ですがなぜミドル脂臭は頭部周辺からニオイがして脂質が多い食事をするとダメなのでしょうか。
ミドル脂臭の原因
ミドル脂臭というのは頭部周辺で発生する「ジアセチル」という成分が原因です。
このジアセチルというのは頭皮にある汗腺から出てきた汗に含まれる乳酸を、皮膚常在菌が代謝と分解を繰り返してできた出来た副産物で、これだけでも特有のニオイを発するのですが、頭皮に存在する皮脂が皮膚常在菌により中鎖脂肪酸となり、この中鎖脂肪酸とジアセチルが組み合わることによりミドル脂臭が完成します。
ちなみに汗腺から分泌される汗は、水分だけでなく糖質やアンモニア・脂質・タンパク質といった成分も含まれています。
皮膚常在菌はこの水分以外の成分を好み代謝と分解をしますので、肉類を好む人は汗からジアセチルを作るエサを皮膚常在菌にあげているのと同じことだと言えるでしょう。
しかもこのミドル脂臭の成分は皮脂に蓄積されますので、洗い落とすしかニオイを取り除く方法がなくなってしまいます。
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ニオイ改善ポイント
では次にニオイがしないようにするための改善ポイントを紹介します。
肉ばかりの食事を控え、野菜も摂取する
肉ばかりの脂質が多い食事を続けると皮脂腺から分泌される成分にも脂質が増えてしまうので、肉と野菜の摂取をバランス良く摂るようにしましょう。
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クエン酸を摂る
クエン酸は乳酸の分解を助ける働きがあるためジアセチルを発生しにくくします。クエン酸の多い食品は、お酢や梅干し、レモンやパイナップルなど酸っぱいものに多く含まれますので酸味のあるものが苦手でなければ積極的に摂りましょう。
頭皮についた汚れ、余分な皮脂をしっかりと洗い落とす
発生してしまったジアセチルや中鎖脂肪酸は洗い落とすことでしか取り除く事ができません。普段軽くシャワーを浴びるという方やシャンプーは使わないという方がいらっしゃるようであればなおさらですが、しっかりと頭皮をシャンプーで洗ってその日の汚れや余分に分泌された皮脂を洗い落としてあげましょう。
以上の事は普段の生活で少しだけ意識することで改善できるポイントです。自分のニオイが周りに迷惑をかけているというのは想像しただけでも良い気がしないと思いますのでしっかりとミドル脂臭対策をしていきましょう。
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まとめ
- ミドル脂臭セルフチェックで条件が1つでもあてはまるとミドル脂臭である可能性が高い。
- 肉類を好む人は汗からジアセチルを作るエサを皮膚常在菌にあげているのと同じことだと言える。
- 臭いを抑えるための改善ポイントは3つ。