おならは寝てるときに出やすい?夜はガス抜きのチャンス!
おならというのは人前でするのは恥ずかしく、1人でいるときにそっとだしたいという人も多いでしょう。実はおならというのは寝てるときに出やすいと言われているため、おならを我慢して体調が悪くなるよりも就寝時にしっかりとガス抜きをして快調のために整えていきましょう。
2018年07月28日更新
就寝時が一番腸の活動が活発!?
日中に仕事をしている人や他人と接することの多い人というのはおならをするのは失礼である以上は無意識に我慢してしまうことも多いです。また、家族と一緒に過ごしていてもおならをするのは恥ずかしいという人もいますので、腸内に溜まったガスというのは発散する場を失ってしまいます。
そうすると自然と就寝時におならをすることになってしまいますが、実は就寝時が一番腸の活動が活発になるため、気づかぬうちにおならをしてしまう、自分のおならの音で目が醒めてしまうといったことが起こるのです。
また、普段からおならを我慢していることの多い人というのは便秘の疑いがあります。便が腸内に溜まっていると、悪玉菌が餌にして副産物としておならを作り出してしまうので結果的におならをする量が増えてしまうのです。
おならというのは溜めるだけ身体にとってよくありませんので、就寝時の腸が一番活発になっているときにおならを出すようにしましょう。
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寝る前10分間のうつ伏せが鍵!?
寝る前の腸が活発に活動するタイミングにしっかりとおならを出すためには、寝る前の10分間で腸を刺激してあげることが鍵となります。
簡単にできる方法としては、お腹にクッションが当たるように床に敷き、うつ伏せになって寝るだけでOKです。可能であれば畳やフローリングといった硬い床で行うと腸への刺激が高まるので参考にしてみてください。
うつ伏せが苦しいということであれば無理にうつ伏せを続けるのではなく、クッションを敷かずに横になるという方法でも大丈夫です。
このうつ伏せ状態を10分間程度おこなった後はクッションを外してゆっくりと横にゴロゴロと転がるとより腸への刺激が高まるためおすすめです。就寝前にすることで就寝時におならがスムーズに出せるように促すものなので、食後にはこの運動をしないように注意してください。
食後すぐにやってしまうと吐き気や気持ち悪くなってしまう、胃もたれや胸焼けの原因にもなってしまいます。そのため、食事をしてからすぐ就寝をするというのもおすすめできません。
理想的な時間帯として食後3時間は就寝しないようにするのが良いでしょう。どうしても食後に時間を空けずに就寝しなければならないときは食べる量を減らして消化に負担をかけないようにしてください。
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「寝っ屁が恥ずかしい」と我慢するほうが毒
就寝時におならをしてしまうことは生理現象なのでごく自然なことだというのは理解していても、同棲中や結婚をしてパートナーがいる人にとってはとても恥ずかしいものですよね。しかし、寝っ屁をしてしまうのが恥ずかしいからと寝ているときも緊張状態を続けてしまうのは身体にとてもストレスです。
特に女性がおならをするのは男性に幻滅されてしまうと思ってしまうため、日中我慢していたツケが夜中に出てしまうということも多いでしょう。だからといって、就寝中もおならを我慢するのは体内にガスを滞留させてしまうことにつながり、体調不良の要因にもつながるため思い切ってするようにしてください。
また、おならが多い人の中には先ほども紹介したように便秘によってガスが発生しやすくなっている人もいます。便秘を解消することでおならの量を減らすということもできますので、もし心当たりがある方は便秘の改善も行うようにしてみてはいかがでしょうか。
便秘改善の対策としては食物繊維と発酵食品を食べることです。食物繊維は腸内の便の排出を促す作用があるため、野菜や果物といった食べ物を積極的に摂ると良いでしょう。
発酵食品は腸内に棲む善玉菌を増やす作用があるため、便秘解消だけでなく健康にも大きく影響します。納豆やキムチ、ヨーグルトといった食品は簡単に摂取できるので、普段の食事に取り入れておならの少ない生活にしていきましょう。
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まとめ
- 就寝時が一番腸の活動が活発になるため、気づかぬうちにおならをしてしまう、自分のおならの音で目が醒めてしまうといったことが起こる。
- 寝る前の腸が活発に活動するタイミングにしっかりとおならを出すためには、寝る前の10分間で腸を刺激してあげることが鍵。お腹にクッションが当たるように床に敷き、うつ伏せになって寝るだけでOK。ただし、食後にはこの運動をしないように注意。
- 就寝中おならを我慢するのは体内にガスを滞留させてしまうことにつながり、体調不良の要因にもつながるため思い切ってするようにしましょう。