便臭のにおい対策方法とは?悪臭や刺激臭がする場合は要注意!
便臭は非常に耐えがたいものです。自分のものはもちろん、それが他人のものであればなおさら苦痛に感じます。 トイレから出られない日々、介護時の便処理に悩む日々にお別れするために、効果的な対策をご紹介します。
2017年03月25日更新
この記事の目次♪
なぜ便臭がきつくなる?
便は本来であればそこまで強烈な臭いを発生しません。しかし、腸内に食べ物のタンパク質や脂肪などが吸収されずに溜まっていくと、そこで分解されて発酵し、悪臭を放つようになります。この分解を行っているのが腸内に存在している悪玉菌です。悪玉菌が増えすぎると、アンモニアやインドール、スカトールなどの便臭をひどくする腐敗物質をより多く生成してしまうのです。
悪玉菌は主に、食物繊維の不足や肉類の過剰摂取等の偏った食生活、ストレス、生活習慣の乱れ等が原因で増えていきます。こうして乱れてしまった「腸内環境」が便臭の原因を作り出しているのです。
こんな臭いには要注意
特に、軟便や下痢便、黒くてひどい悪臭や刺激臭がする場合は要注意です。
軟便の場合は胃腸障害、下痢便の場合は消化不良を起こしており、腸内環境が乱れています。それが原因で腸内に有害物質が発生すると、頭痛や肌荒れだけでなく、体のあちこちに異常をきたすようになるので注意が必要です。
便臭のニオイ対策方法とは?
悪玉菌を減らすためには、発酵食品や食物繊維をしっかり摂りましょう。ヨーグルト等の発酵食品にはビフィズス菌等の善玉菌が含まれており、定期的に摂取することで腸内環境の改善が期待できます。一方で食物繊維は消化を促すとともに、悪玉菌を減らすだけでなく、有害物質も体外へ排出する働きをしてくれます。
また、オリゴ糖にも注目です。オリゴ糖は善玉菌を増やすだけでなく、腸の働きを助け、元気にします。
現代人の特徴である、ジャンクフードや偏った食事は悪玉菌を増やす温床となるので見直さなければなりません。
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生活習慣の改善
次に、乱れた生活習慣を改めましょう。寝不足や偏った食生活は便秘の原因となります。早寝早起きやバランスのとれた食事、適度な運動等を続けることによってメンタルを強化し、便秘に強い体を作ることが大切です。
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ストレスの軽減
ストレスを多く感じている人ほど便秘になりやすく、便臭がきつくなると言われています。ストレスは自律神経のバランスを崩し、胃腸の働きの妨げとなります。できるだけストレスを溜め込まない工夫をして、便秘を解消しましょう。
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サプリメントの活用
腸内環境の改善のためには、生活習慣の改善等、毎日の努力が必要です。そのような際に、背中を押して心強い味方になってくれるのがサプリメントです。

引用元:臭ピタッ!公式サイト
サプリメントには、腸内環境を改善するための栄養素を含んでいるもの、便秘の改善に効果的なもの等、種類豊富に揃っています。なかなか食生活で摂り入れられなかった食物繊維やオリゴ糖等も、サプリメントを上手に使って補うことができます。また、毎日の生活の中で手軽に摂取できる点で魅力的です。
体臭や口臭を改善したり、予防したりするサプリメントには便臭にも同様の効果をもたらすものが多いので、まずは体臭や口臭対策向けの商品を探してみてもよいでしょう。
介護の際の便臭対策
介護をしていて、最も頭を悩ませる作業の1つが便処理です。どんなに長く続けていても、あの臭いに慣れることはありません。特に介護される方は高齢で、加齢臭等とともに便臭もきつくなります。そして本人にはその自覚が無く、便を漏らしてしまったり、壁にベタっとつけてしまったりと、介護する方の苦労を増長するような事態が起こってしまうのです。
そのような臭いに耐えながら、笑顔で介護を続けることなんてできません。
便臭を消す方法
しかし、現在ではそのような介護の際の便臭を消す、様々なアイテムが存在しています。
介護される方が可能であれば、消臭サプリメントの服用が効果的です。体内に働きかけるという点で、臭いの根本的な部分に働きかける魅力的な方法です。それが難しければ、そのままトイレに流せる消臭シートや消臭オムツ、消臭スプレー等を使用して、できるだけ臭いが広がるのを防ぐようにしましょう。
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まとめ
- 腸内に食べ物のタンパク質や脂肪などが吸収されずに溜まっていくと、そこで分解されて発酵し、悪臭を放つようになる。
- ヨーグルト等の発酵食品にはビフィズス菌等の善玉菌が含まれており、定期的に摂取することで腸内環境の改善が期待できる。
- なかなか食生活で摂り入れられなかった食物繊維やオリゴ糖等も、サプリメントを上手に使って補うようにしましょう。