体臭

緑茶は体臭改善に有効?飲むだけではなく入浴剤や消臭に大活躍!

日本人に馴染み深い飲み物である緑茶。香りが良く、ほどよい渋みが美味しいですね。実はこの緑茶には、体臭効果が期待できるのです。どのような緑茶成分が体臭を改善するのか、また、緑茶を飲むだけでなく、他の方法でも改善が見込めるのかを検証します。

2019年01月04日更新

ニオイペディア編集部

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緑茶を飲むことで得られる体臭改善効果

緑茶を飲むことで得られる体臭改善効果
緑茶を飲むことで得られる体臭改善効果は、次のようなものです。

  • カテキン(フラボノイド)でミドル脂臭対策
  • 緑茶には、抗酸化作用が期待できるカテキンが含まれています。緑茶のカテキンはフラボノイドと呼ばれていて、最近ではガムなどの成分としてもメジャーな消臭対策として名高いです。また、フラボノイドは20代から40代にかけて増加しやすいミドル脂臭の発生源である「ジアセチル」を抑制する働きもあります。

  • アミノ酸による肝機能活性化
  • 疲れていたりする人は、肝臓の機能が低下しやすくなっていると言えるでしょう。腸内のニオイ物質は小腸から吸収された後、肝臓で解毒、無臭化されるのが一連の流れです。

    アルコール摂取が過剰であったり疲れが蓄積されていたりすると、肝臓の解毒作用は低下してしまうでしょう。肝臓がスムーズに働かなければ、体から「玉ねぎ臭」「アンモニア臭」「腐った卵のような臭い」のような悪臭が発生しやすくなるのです。

    そこで、緑茶の旨みや甘味を決定する成分、アミノ酸が肝臓機能のサポートを行ってくれるのです。緑茶には、このアミノ酸類がなんと20種類も含有されています。

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飲み方のポイント

体臭改善に緑茶が効果的であると理解できたら、いよいよ実際に緑茶を淹れて飲んでみましょう。そのとき、次のような点を意識して飲んでください。

緑茶の淹れ方

緑茶の淹れ方
緑茶を淹れるときは、消臭成分を流出させないお湯の温度が望ましいです。

抗酸化作用のあるカテキンは80度以上、肝臓の解毒作用をスムーズ促す効果のあるアミノ酸は、50度以上の低温で流出しやすくなります。こうしたことを考えると、70度前後の湯温で緑茶を淹れてあげるのがベストです。

飲み方

お茶を美味しくいただくことができなければ、体臭予防としてお茶を飲用継続させることは、難しいでしょう。そのような理由から、お茶のうま味や渋みを逃さないためにも、次のようなことを意識してください。

  • 湯のみや急須を温めておく
  • 軟水を使う(硬水のミネラルウオーターは使用しない)
  • 古い茶殻に新しい茶葉を足すようなことをしない

1日の摂取量

体臭予防だけでなく、感染症対策などの効果も期待できる緑茶ですから、1日に数回は飲むという人も少なくないでしょう。緑茶を健康や美容目的で飲用するのであれば、1日10杯程度であれば問題ないとされています。

ですが、それ以上飲用してしまうと健康状態に問題が出るリスクが高まります。緑茶に含まれるカフェインは睡眠障害や胃痛を起こしたり、緑茶の苦味成分であるタンニンエキスが便秘や鉄分の吸収を抑えたりしてしまうからです。

さらには、シュウ酸という成分を摂りすぎると、腎障害を起こしやすくなるでしょう。このような点から、1日10杯以上の過剰飲用は避けましょう。

緑茶風呂で殺菌・消臭

緑茶風呂で殺菌・消臭
体臭予防に効果のある緑茶は、飲むだけでなく緑茶風呂として消臭作用をもたらしてくれます。緑茶風呂と言っても、飲み終わった後のティーバッグやお茶の出がらしを利用するだけの簡単な入浴法です。

緑茶風呂の効能

緑茶に含まれるカテキンが抗酸化作用をもたらし、老化防止のアンチエイジングが期待できます。加齢臭と呼ばれるような嫌なニオイも防いでくれるでしょう。また、緑茶には抗菌殺菌作用もあるため、雑菌が繁殖して発生してしまう足の臭いや汗臭なども予防してくれます。

緑茶風呂の作り方

緑茶風呂の作り方はいたって簡単で、浴槽のお湯にティーバッグ2袋分を入れるだけで、でき上がりです。もちろん、このときのティーバッグは茶出がらしで十分です。

また、ティーバッグではなく茶葉からお茶を飲む方ならば、ガーゼなどに包んで入れるとよいでしょう。または、100円ショップで販売されているお茶パックに入れたものをお風呂に入れるのもよいですね。

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入浴の前後に緑茶を飲むことでさらに美容効果も!

入浴の前後に緑茶を飲むことでさらに美容効果も!
入浴前に緑茶を飲むことで、カテキンの効果を最大限に取り込むことができ、美肌対策にも有効です。

緑茶自体には体臭を予防する成分が豊富に含有されていて、それぞれの成分がしっかり効果を表すことが理解できました。

緑茶を飲んで体の内側から体臭原因を改善するだけでなく、緑茶風呂で外面からケアしてあげることで、消臭パワーを得ましょう。緑茶で体臭予防することは、香りでごまかすようなデオドラントスプレーやコロンを買いあさるよりも、コスパの良いベストな消臭方法ではないでしょうか。

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まとめ

  • 緑茶を飲むことで、ミドル脂臭の発生源である「ジアセチル」を抑制、アミノ酸による肝機能活性化が期待できる。
  • 70度前後の湯温で緑茶を淹れることがベスト。1日10杯以上の過剰飲用は避ける。
  • 緑茶は、飲むだけでなく緑茶風呂として消臭作用をもたらしてくれる。
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