空腹時に臭う口臭は胃が原因?簡単にできる4つの対策と予防法
食べ物を口にしていない、空腹時に口臭がきつくなると感じたことがありませんか。 そんな悩みを改善するための口臭対策をご紹介しましょう。
2016年11月05日更新
この記事の目次♪
空腹時に口臭がきつくなる原因
空腹時の口臭原因となるもっとも多い理由は、2つ。まずは原因を解明して正しい対策を行いましょう。
1.唾液が減少するため
唾液は口臭原因となる細菌を抑制する働きがあります。空腹時に口臭がきつくなる原因は、この唾液量が減少するため。食べる時は顎の咀嚼(そしゃく)で唾液が多く分泌されますが、食事をしない時は唾液の分泌量も減り食後から徐々に臭い菌が発生しやすい状態です。
食後は1時間~3時間ぐらいで徐々に唾液量が減ると言われています。
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2.胃から上がってくるガスが原因
膵臓(すいぞう)で分泌される膵液(すいえき)は、本来は消化の際に分泌されるのですが、空腹時には胃で膵液が分解されるため、それが上にあがり口臭の原因になるガスの発生につながります。このガスは血液を通じて肺から呼吸に混ざり、きつい臭いとなってしまいます。
空腹時のおすすめ口臭対策
水分補給
空腹時は唾液の分泌量が減少するため、臭い菌が繁殖しやすい状態です。すぐにできる対策が水分補給。水を飲まなくても口をすすぐだけでも効果がありますよ。
ガムを噛む
ガムをかむと顎を動かすため、唾液の分泌量が増加します。空腹時にすぐに食事ができない場合は、ガムでとりあえず唾液量を増やしましょう。またガムはミントの香りで一時的ではありますが口臭ケアにも効果的です。
おやつを食べる
空腹時の口臭は、胃が膵液を分解することが原因の1つ。そこで空腹感を抑えるために、おやつを食べることも良いでしょう。食べることで唾液量が増えるメリットもあります。しかし、糖分が多いお菓子などは必ず食べた後で歯磨きをしないと口臭が悪化する場合もあります。フルーツなどは口臭予防のおやつにオススメです。
歯磨きをする
空腹時の口臭対策には歯磨きも効果的。空腹の状態は唾液量も少ないため、口内で細菌が増殖しやすくなっています。歯磨きは殺菌効果がありますので、空腹時の口臭対策にピッタリ。
食事をした後、3時間に一度の割合で歯を磨けば、空腹のタイミングに合わせて効果的な臭いケアができますよ。
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日頃からサプリメントで体の中を整えよう
空腹時の口臭はとても不快ですよね。一時的な対策を行うのも方法の一つですが、一番安心できるのはサプリメントで体のなかから口臭ケアをする方法。臭いの原因菌は、口のなかだけでなく体内にもあちこち潜んでいます。サプリメントは口内の善玉菌を増やして臭い菌の抑制を行います。
サプリメントは種類が色々ありますが、口臭改善用のサプリは近年とても増えていますよね。一番のメリットは手軽な点。空腹時の口臭対策は歯磨きや食事をするなど、ちょっと面倒に感じることも。サプリメントならば手軽に摂れるうえに、体質改善の効果がありますので、口臭がしにくい状態になります。
臭いは隠すのでなく根本から治すことが大切。そのためにもサプリメントを使った口臭ケアはとても人気になっています。
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またなかなか改善しない口臭は、生理的なことが原因でなく病的なことが関係している場合もあります。その場合はすぐに医療機関で診察を受け、病気の根本治療が必要になりますね。
空腹時の口臭は胃腸器官に問題がある可能性もありますので、臭いは病気のサインかもしれません。不安な場合は早めに対処してくださいね。
まとめ
- 空腹時の口臭の原因は、口内の唾液の減少と、胃から上がってくるガスが大きな原因。
- 口内を潤わせたり、空腹感を抑えるために少し食べると効果的。
- 日頃から口臭サプリメントの摂取で、口臭だけでなく体質改善も期待できる。