足の臭いをお酢で消す方法とは?消臭効果は長続きしない?
靴を脱いだ瞬間にたちこめる足の臭いは、相手にとって不快でありながら自分にとっても恥ずかしくできるだけ臭いは予防しておきたいところです。 では、今回は足の臭いを消す方法の1つであるお酢を用いた対策と注意事項についてみていきたいと思います。
2018年04月25日更新
お酢で足の臭いがおさえられる仕組み
そもそもなぜお酢で足の臭いが抑えられるのか想像したことはあるでしょうか。
お酢を使って魚をしめる、あるいは除菌のためにお酢を使用するといったシーンをよく見かけるかと思います。そう、実はお酢には除菌・殺菌・防腐効果があるため、足の臭いの原因菌に対して働きかけてくれるのです。お酢に含まれるクエン酸と呼ばれる成分は殺菌作用があるため、足がムレることによって繁殖した雑菌を抑えることができます。
また、足の臭いというのは雑菌が繁殖することによって生成された副産物なのですが、この副産物はアルカリ性なので、酸性であるお酢と相性が良いのです。
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お酢で足の臭いを消す方法
お酢で足の臭いを消す方法の1つとして、直接お酢を入れたお湯またはぬるま湯に足を浸けておくという方法があります。洗面器にお湯をはり、その中にコップ一杯分のお酢を入れて足を10分から15分程度浸けておくだけの簡単な方法です。
これは足の臭いが実際にしてしまっている場合でも使えますし、長時間の移動などで足が臭ってしまう可能性がある場合の予防策としても使えます。足を浸けている際に、足の指の間もしっかりと揉み込むようにマッサージをするとより効果的です。
また、足の臭いがしてしまうのは足本体だけでなく、付随する靴下や靴も注意をしなくてはなりません。足と接地している部分にも雑菌は棲みついて臭いを発しますので、同様にお酢の力を使って除菌してあげましょう。
方法は簡単で靴下であれば先ほど作った酢入りのお湯またはぬるま湯に浸けておくだけで完了です。気持ちだけ酢の量を増やしも問題ありませんし、浸けた後は普通に洗濯をしていいので酢の匂いも気にならなくなります。
靴の場合は100円ショップなどで売っている霧吹きスプレーで靴の中に吹きかけるという方法が簡単です。また、酢を染み込ませたコットンなどで直接靴の中を拭いてあげるのでも良いでしょう。
足の臭いというのは足だけではなく靴下や靴からも発してしまうということを覚えて、酢を使っていっぺんに対策をしていくと効率が良いのでおすすめです。
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お酢の効果は一時的?デメリットとは?
お酢の対策法を紹介してきましたが、メリットだけではなくデメリットについても理解をしておかなくてはなりません。
まず1つ目としては、酢の臭いが鼻についてしまうということです。お酢が嫌いな人というのは中にはいますし、お酢で足を洗った際には足が酸っぱいニオイを発してしまい、それが不快だという人も少なくありません。時間が経てばニオイも薄くなってきますが、お酢のニオイがどうしても嫌なのであればおすすめはできません。
また、お酢で足の臭いを抑えるのは一時的なものでしかないということも理解しましょう。
お酢を入れたお湯に足を入れて対策をした後に、長時間靴を履きっぱなしで移動をした場合、最初は殺菌作用によって菌は増えませんが、汗をかき蒸れている環境が長ければ長いほど菌が繁殖をはじめてしまいます。そうすると、最初は臭いがおさえられていたものの、結局臭いがしてしまうといった事態になるので注意しましょう。
考え方としては、お酢で足の臭いを一時的に抑えつつ、それ以外の部分で足の臭いが強くなるのを抑えていけば良いかと思います。長時間靴を履いている状態が続くのであれば、通気性の良い靴を選ぶ、あるいは定期的に靴を脱いで風通しを良くするといった具合です。
また、足の臭いを抑えるデオドラント用品なども今では販売されていますので、それと併用して使っていくというのも賢い選択なので、自分の中でどのような方法で足の臭いを対策していくか考えてみると良いかもしれません。
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まとめ
- お酢には除菌・殺菌・防腐効果があるため、足の臭いの原因菌に対して働きかけてくれる。
- お酢で足の臭いを消す方法は簡単で、洗面器にお湯をはり、その中にコップ一杯分のお酢を入れて足を10分から15分程度浸けておくだけ。
- お酢で足の臭いを抑えるのは一時的。最初は殺菌作用によって菌は増えないが、汗をかき蒸れている環境が長ければ長いほど菌が繁殖をはじめ、結局臭いがしてしまうといった事態になるので注意。