ワキガの自覚率11.3%という衝撃!気づいていない人への伝え方とは
ワキガは早めの受診が必要です。しかし強烈な臭いを発していても本人は自覚していないケースがほとんどです。自分の臭いというのは慣れてしまっていて気が付きにくいのです。けれど、その臭いはまわりに迷惑をかけていることがほとんどですので上手に相手に伝えてあげることが必要ですね。ではどのように指摘するといいのでしょうか。
2015年12月01日更新
この記事の目次♪
他人のワキガを指摘したことがある人は少数
ワキガと汗臭さは違います。ワキガはすっぱいような苦いような鼻をさす強烈なにおいですが、これはアポクリン汗腺の活発な働きによって起こっています。アポクリン汗腺は誰しもが持っている汗腺ですが、ワキガの人は活発に活動してしまい、それがニオイの原因となっているのです。
市販されている消臭スプレーなどのデオドラント商品では効果が期待できません。脇汗の臭さとは症状が異なるからです。
全国の男女2,000人への調査では、他人にワキガの指摘をしたことがある人は全体の6.8%。なかなか伝えらえないのが現状のようです。
ワキガの自覚率ってどれくらいなの?
全体の1割の人が自分がワキガだということに気が付いているようです。特にその割合として20代女性の自覚率が高いです。ワキガの原因であるアポクリン汗腺は第二次性徴とともに発達するため、若い世代はよりニオイを感じやすいと考えられます。特に、女性は脳の構造がニオイに敏感な作りになっているため、そのような結果になったのでしょう。
しかし自覚率はやはり低いです。ではどのように相手に伝えると良いのでしょうか。
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ワキガを指摘する方法
1. デオドラント商品などをプレゼントする
いきなり「あなたはワキガです」とは伝えにくいですよね。そこで、まずは言葉で伝える以外の方法を考えてみましょう。消臭グッズを手渡すことで、本人に気が付いてもらえるようにするケースです。消臭サプリメントをこっそり渡してみるのも良いかもしれません。
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2. 勇気を出して直接伝える
デオドラント商品を渡す方法では、本人に気づいてもらえなかったという人もいるでしょう。やはり、直接はっきり伝えるのが一番です。
精神的なダメージはどうしてもつきものだと思いますが、少しでも軽くなるよう配慮が必要です。例えば、2人きりの空間で体調を気遣うような質問をしてワンクッション入れてから事実を伝えると良いでしょう。
しかし、ニオイが強いなどの言い方では、ワキガ対策ができない可能性がありますので、ワキガかもしれないという事実はオブラートに隠さずしっかり伝えてあげましょう。ニオイのケアは、社会人としてのルールです。スメルハラスメントという言葉もできたくらいですから、社会問題にもなりつつあります。
愛情をもって本人に伝えてあげることで結果的には本人のためになります。
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まとめ
- 全国の男女2,000人への調査では、他人にワキガの指摘をしたことがある人は全体の6.8%。
- 全体の1割の人が自分がワキガだということに気が付いている。
- 消臭グッズ、消臭サプリメントをこっそり渡してみるのもよいかもしれない。