ワキガは何歳から臭う?遺伝の可能性と後天的なワキガとは

2017年01月19日更新

ワキ臭・ワキガ

ニオイペディア編集部

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日本でワキガに悩んでいる人は少なくはありませんが、そのうちのほとんどの人が「気付いたら自分の臭いが気になっていた…」という状態です。
果たしてワキガは何歳から臭うようになるのでしょうか?
ここでは合わせてワキガの遺伝の可能性や後天的なワキガについても紹介していきます。

何歳から臭うのか

ワキガの原因は、アポクリン汗腺から流れ出る汗にあります。
人の皮膚にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺と呼ばれる2種類の汗の出口が存在します。エクリン汗腺から出る汗はそのうちの90%が水分であり、ワキガのような臭いが発生することはありません。

しかしアポクリン汗腺から出る汗には脂質やたんぱく質が多く含まれており、これを雑菌が分解することによってワキガ特有の臭いが発生してしまうのです。

このワキガの原因でもあるアポクリン汗腺は、第二次成長期を迎えるとともに発達するといわれており、いわゆる思春期の頃からワキガの臭いに悩まされるようになることが多いのです。

早い場合は小学校の中高学年、そして中学生になると自分のワキガの臭いが気になりだす人が増えてきます。年齢でいいかえるなら男の子なら早くて9歳から13歳、女の子なら7歳から12歳ごろです。

もちろんアポクリン汗腺を持っている人が第二次成長期をむかえれば必ずワキガの臭いが発生するというわけではありません。人によっては、第二次成長期をとっくに過ぎた20歳、30歳といった年齢でもワキガの臭いが気になり出すことがあるのです。

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遺伝の可能性

ワキガの原因であるアポクリン汗腺の量は親から遺伝するものです。

詳しい遺伝の説明はここでは省きますが例えば両親がワキガ体質だった場合子どもには約90%の確率で、片方の親がワキガ体質だった場合は約75%という高い確率でワキガが子どもに遺伝する可能性があります。

特に自分がワキガで悩んだ経験がある親からすれば、自分の子どもにはワキガで悩んでほしくないと強く思うことでしょう。しかし残念ながら、子どもにワキガ体質を遺伝させない方法は現在は存在しません。

そのため大切なのは子どもにワキガを遺伝させないようにすることではなく、子どものワキガがなるべく発症しづらい生活環境や対策を整えてあげることだといえるのです。

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後天的にもワキガになる?

ここまで「ワキガは思春期を過ぎるころから発生し、親から遺伝するもの」と紹介してきました。

しかし、これをお読みになっている方の中には
「両親はどちらもワキガなのに、自分はワキガではないような…」
「子どもの頃はワキガは気にならなかったけど、大人になってから気になり出した…」
という人もいらっしゃるでしょう。

しかしワキガは親から遺伝するものなので、基本的にワキガが後天的に発症することはありません。もし大人になってからワキガが気になるようになった場合は、次のような原因が考えられます。

原因1…ワキガと体臭を勘違いしていた

人間は自分の体臭の変化などには鈍感なものです。体臭は常に体のまわりにまとわりついているようなものですので、どうしても鼻がその臭いになれてしまうのです。

そのため小さい頃からワキガの臭いが発生してたことに気付かず、大人になってから自分のワキガの臭いに気付くということも珍しくありません。特にワキガの臭いが極端にひどくない場合は、こういったケースが多いのです。

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原因2…ホルモンバランスの変化

身体の中に存在するホルモンバランスの変化によって、アポクリン汗腺の活動が活発になりワキガが発生することがあります。

特に女性の場合は妊娠や出産によるホルモンバランスの乱れがきっかけで、大人になってからワキガと同じ臭いが発生することがあります。

この場合、基本的には授乳期間が終わるのにあわせてホルモンバランスも安定してきてワキガも治っていくのですが、ホルモンバランスの乱れが大きすぎる場合は治らないこともあります

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原因3…脱毛

脱毛をした場合は毛穴だけでなくアポクリン汗腺にも極端な刺激が加わることがあり、これがきっかけでワキガが発生することがあります。

しかし、この場合も一時的な汗腺の刺激が原因ですので、脱毛後ある程度の期間が過ぎれば症状はおさまる傾向にあります。

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原因4…生活習慣の悪化

生活習慣というと様々なことが考えられますが、特にコンビニなどの脂っこい食事ばかりをとる食事の時間が不規則になる運動不足による肥満などが原因となって大人になってからワキガが発症してしまうことがあります。

このように思春期を過ぎた頃だけでなく、大人になってからワキガを発症するケースもありますが、これはあくまで「ワキガが発生するまで臭いが抑えられていた」だけであり、「大人になってからワキガの原因であるアポクリン汗腺の量が増えた」というわけではないので、注意しましょう。

ワキガが親から遺伝すると思春期をすぎる頃から自分の臭いに気付くケースが多いですが、場合によっては大人になってから臭いがきつくなることもあります。いずれの場合も自分のワキガの臭いに少しでも気づいたら、早めに対策をとるようにしたほうがいいでしょう。

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まとめ

  • ワキガの原因でもあるアポクリン汗腺は、第二次成長期を迎えるとともに発達するといわれており、いわゆる思春期の頃からワキガの臭いに悩まされるようになることが多い。
  • 基本的にワキガが後天的に発症することはない。
  • 小さい頃からワキガの臭いが発生してたことに気付かず、大人になってから自分のワキガの臭いに気付くということも珍しくない。

 

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