【口臭改善】はちみつで舌苔ケアの方法とおすすめの理由
見た目が悪いだけでなく、口内環境を不安定にする様々な原因になる、舌苔(ぜったい)。特に口臭と舌苔には密接なつながりがあるため、舌苔をとることが口臭予防にもメリットになるようです。 そして最近はちみつを使い、舌苔をとる方法が話題になっています。健康にも良いはちみつは舌苔にどんな効果があるのでしょうか?
2016年11月11日更新
この記事の目次♪
舌苔を放置しておくとニオイの原因に!
舌苔とは、舌の上につく白や黄色の苔状の付着物。胃腸の働きが不安定な時や、ストレスが溜まった時に多く付着してしまいます。臭いの元になるために、無理にゴシゴシ擦ってしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし舌苔は、完全に取り除いてしまうのも、逆に臭い菌が繁殖する理由になります。
理想的な状態は、舌の手前に白くうっすら見える程度。厚く層になっている状態では、乳頭が正常に機能しなくなるため、唾液を舌の上で溜めることができません。すると口内が乾燥しやすく臭い菌が増殖する原因になってしまいますよね。
このように舌苔は加減が難しいのですが、定期的にチェックして、いつもよりも白っぽい場合は舌苔を取除くように意識しましょう。
一般的な舌苔の取り方
舌苔は正しい方法でデリケートに対処することが大切。舌苔の一般的な取り方について見てみましょう。
1. スプーンを使う方法
まずは家庭にある金属製のスプーンを使う方法。スプーンは奥から手前にひくようにゆっくりと舌苔をかきだしましょう。舌専用のヘラもありますが、手軽に使えるスプーンはとても効果的で便利ですよ。
2. 舌専用のブラシを使う方法
舌苔は歯ブラシを使って擦る方も多いですよね。しかしブラシが硬すぎて舌を傷つける可能性があります。そこでオススメなのが舌専用のブラシ。あまり力を入れずに軽くこすりましょう。
歯ブラシを使う場合はソフタイプで刺激が少ないものがオススメ。1回で舌苔を綺麗にするよりも、少しずつブラシでこする方が舌の負担を抑え、傷をつけずに舌苔が取れます。
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3. タオルを使う方法
舌苔をとるには、舌ケアで使う専用のタオルを使うと良いでしょう。
家庭にある一般的なタオルは雑菌がついている可能性もあります。洗濯後のタオルには洗剤の薬剤が残っている可能性もありますので、体に害が加わる恐れもあります。タオルを使う場合は十分に注意をして、できるだけ清潔なタオルを使うこと。不安な方は専用のタオルのほうが安心ですね。
4. ガーゼを使う方法
使いやすいように手ごろな大きさにカットしたガーゼを使うのもおすすめです。ガーゼを指に巻き付けて、優しくこすりましょう。ガーゼは100円ショップで購入することもできますし、コスパ面でも優秀。使い捨てなら衛生面でも安心です。
はちみつを使った取り方がおすすめ
舌苔は、はちみつを使ってをとることもできます。この方法は小さな子供にもできるので安心ですよ。
はちみつには口内に残るたんぱく質を分解するプロテアーゼが多く含まれています。たんぱく質は、食べかすや口内の古い細胞が原因。殺菌効果が高いはちみつは傷薬としても使えるほどなので、口内の菌のバランスを整えるには最適なアイテムです。
通常の砂糖よりも果糖が多く含まれていますので、血糖値の急上昇を抑えるメリットもあります。しかしはちみつは当然糖分が多い食べ物なので、過剰に摂取するのはオススメではありません。
舌苔をはちみつで取る方法は、舌の上に塗って舐めるだけ。はちみつにはビタミンやミネラルなどの栄養価もたっぷり含まれていますので、健康にも安心ですね。
小さな子供は舌ブラシでケアするよりも、はちみつを舐めるだけのほうが簡単。おやつのタイミングではちみつを使って、舌苔のケアを始めましょう。
また食べ物を使った方法には、殺菌効果の高いお茶のうがいや重曹でうがいをする方法などもあります。薬を使って舌苔をとるのは健康被害も不安になりますので、安心して毎日使えるはちみつのケア方法は早速試してみましょう。
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まとめ
- 舌苔は定期的にチェックして、いつもよりも白っぽい場合は舌苔を取除く。
- はちみつを使ってをとる方法は、小さな子供にもできるので安心。
- また、はちみつを舌の上に塗って舐めるだけの簡単で続けやすい舌苔ケア。