ワキ臭・ワキガ

ワキガのボトックス治療は効果はいつまで続く?注射の痛みや気になる費用

ワキガボトックス治療に健康保険が適用されるようになりました。ぐっとハードルが下がったのではないでしょうか。心配なのは治療効果でしょうか?それとも脇注射の痛みが気になりますか?最低限押さえておきたいボトックス治療の基礎知識をお伝えしますので、病院選びの前にご一読ください。ワキガ治療は年々進化しているので、最新情報を追うことが治療成功の鍵を握っています。

ワキガ ボトックス

2016年03月22日更新

ニオイペディア編集部

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メスも使わず、傷痕も残らないワキガボトックス治療

脇が黄ばむのでシンプルな白いTシャツが着られない、そんなお悩みを抱えているなら、ワキガボトックス治療を検討してみてください。ワキガボトックス治療のメリットは、大掛かりな手術を受けることなく体臭を抑えることができる点です。

両脇を治療しても10分程度で済みます。メスで皮膚を切開する剪除法(せんじょほう)のように、傷痕や後遺症が残る恐れもありません。剪除法は医師の技量に左右される面も多く、術後再発するケースもあります。

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ボトックス注射の効果はいつからいつまで?費用は高い?

ボトックス注射の効果はいつからいつまで?費用は高い?
ボトックス注射の治療効果は“期間限定”です。早ければ翌日、遅くても3日以内に効き目を感じます。ボツリヌス菌注射の効果は、大体半年程度は持つようです。治療効果が短いことはボトックス注射のネックです。効き目が薄れる度に通院しなければならないので、出費もバカになりません。安ければ2万円前後、高いところだと10万円以上します。

重症と診断されれば健康保険が適用されますが、3割負担でも3万円近くするクリニックが大半です。結構痛い出費なので、暑い時期だけ打つ患者さんもいらっしゃいます。ただ、毎月市販の消臭グッズに何千円も費やすことを考えると、思い切ってトライする価値はあるはずです。

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ワキガボトックス治療の費用に差が生じる理由

ワキガボトックス治療に保険が効くようになり、ぐっとハードルが低くなりました。治療費の差は注射に使うメーカーの違いです。最近、1万円台で受けることができるコリアンボトックスをあえて選ぶ患者さんもいるようです。

現在、日本で唯一厚生労働省の承認を受けているのはアラガン社のボトックスビスタです。ボトックスビスタはピンポイントで狙った部位に効かせることができます。イギリスのイプセン社のディスポートは比較的広い範囲に対応可能です。どちらもFDAに認可された薬剤で費用は10万円ちかくしますが、安全性は抜群です。

脇注射の痛みはどれぐらい?どうにかならないの?

脇注射の痛みはどれぐらい?どうにかならないの?
ワキガボトックス治療は、脇に注射を打つワキガ治療です。脇は身体の中でも特にデリケートなパーツだけに、どれぐらい痛むのか気になるポイントです。

もちろん痛みの感じ方は個人差がありますが、麻酔を使わない患者さんも多いので、耐えられないほどではありません。しかも、この注射の痛みはどうにかなります。痛みに弱いと自覚しているなら、痛み対策に力を入れているクリニックを選びましょう。

ボトックス治療には美容専用の非常に細い針が使われますが、さらに細い針を特注しているクリニックや、冷却装置を使って痛みを緩和してくれるところもあります。痛みの強さはボトックス製剤のメーカーによっても異なります。注入時の痛みが少ないアラガン社やイプセン社なら、麻酔を頼まなくても乗り切ることができると評判です。

一方、怪しさが残る低コストのボトックス製剤は、注射を打つ時も強い痛みを伴うことで有名です。多少高くても無痛で安全な一流メーカーのボトックス製剤を選んだほうが、リラックスして治療を受けることができそうです。

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まとめ

  • ワキガボトックス治療の効果は約半年程度しか持たないので、軽症向け
  • 使用するボトックス製剤のメーカーによって費用は1万円台から10万円近くまでピンキリ
  • 脇注射の痛みは麻酔無しでも乗り切れるレベル
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