加齢臭

ミドル脂臭対策に洗濯洗剤も効果あり?選び方と使い方のポイント

ミドル脂臭は体のケアが重要ですが、衣類の洗濯方法にも注意が必要。 そこでミドル脂臭に効果的な洗濯の方法をご紹介しましょう。

2016年12月27日更新

ニオイペディア編集部

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ミドル脂臭対策には衣類用洗剤も効果あり?

洗濯イメージ画像
ミドル脂臭は独特な臭い成分があり、皮脂が原因となります。衣類に付着する汗や皮脂のたんぱく質は一度の洗濯では綺麗にならず、いつまでも臭いが残っていることがありませんか?

それはミドル脂臭に効果がある洗剤を使用しない為なのです。臭い成分に合わせた洗剤を使えば、厄介なミドル脂臭も解決できますよ。

そもそもミドル脂臭は頭皮に住んでいるブドウ球菌が汗の乳酸を分解して発生させる「ジアセチル」という物質が原因。ミドル脂臭は体の部位では後頭部、首、耳の後ろなどに多くでやすい特徴があります。

これらの臭いの強い部位は衣類と摩擦されやすいため、臭いが洋服に残りやすいのです。洗濯をしたばかりの服がなんとなく不快な臭いがすることってありますよね。これはミドル脂臭の臭い成分が衣類に残っているためなのです。

そこで完全に臭い対策をするならば、ミドル脂臭に効き目のある専用洗剤を使う事がオススメです。

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ミドル脂臭対策のための衣類用洗剤の選び方

ミドル脂臭対策のための衣類用洗剤の選び方
ミドル脂臭の臭いを元から消す為には洗濯洗剤の選び方がコツになります。

いつも使っている一般的な洗濯洗剤ではなかなか落とせない臭いってありますよね。普通の洗剤は汗の臭いは落とせるのですが、皮脂が混ざるミドル脂臭には完全に対処できない面もあります。毎回2度洗いするのは大変な手間。そこでまずはミドル脂臭の臭い成分について知っておきましょう。

この臭いは乳酸からできるジアセチルと呼ばれる物質が原因。この成分の働きを抑制することが衣類の残る臭い対策に大切なポイントなのです。

オススメしたいのはフラボノイドやカンゾウ、ケイヒなどの植物エキスです。洗濯洗剤は刺激の強い成分が多く、綺麗にすすぎきれないと肌に付着して湿疹などのトラブル原因にもなりますよね。

しかしフラボノイドなどの植物エキスは食品でも使用する安全成分なので、ミドル脂臭の洗濯にはピッタリです。これらの成分が配合された洗濯洗剤を使ったら簡単に洋服の臭いが消えたという方は大変多いようですね。

洗濯洗剤は汚れの種類に合わせて選ぶことが大切。洗ったばかりの綺麗な洋服から嫌な臭いがするのはとても不快ですよね。ミドル脂臭のように頑固な臭いが残る場合は、成分の特性を生かした洗濯洗剤を選ぶことが効果的なのです。

爽快成分のフラボノイド配合タイプなどを探してみましょう。

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ミドル脂臭対策のための衣類用洗剤の使い方

ミドル脂臭 洗濯
ミドル脂臭対策には専用の衣類洗剤がオススメ。しかし洗剤を変えただけでは十分な対策ができない場合もありますので、使い方のポイントを知っておきましょう。

ミドル脂臭が強いのは首や後頭部など。特に首回りは皮脂汚れも残りやすく、シャツの襟が黄色いシミになることってよくありますよね。そこで専用洗剤を使う場合は、臭いが残りやすい部位に水で薄めた洗剤をスプレーしてください。30分ほど放置した後にいつも通りに洗濯すると臭いも取れやすくなります。

ここで注意したいのは漂白剤が含まれた洗剤。つけ置き洗いをする場合は漂白剤が入っていないタイプを使いましょう。もしくは粉末漂白剤を使う事。

また洗濯をするときの温度ですが、冷たい水よりも30~40度前後のぬるま湯が臭い対策にはベスト。洗浄力が促進され汚れも綺麗に落とせます。

お風呂の残り湯を使う場合は、すすぎを丁寧に行いましょう。お風呂の残り湯には雑菌が多く残っていますので、洗濯をすると逆に臭いが発生しやすくなる可能性もあります。すすぎは水で行い素材を傷めないように注意してくださいね。

ミドル脂臭の洗濯は臭い成分に効き目のある専用洗剤を使う事。そして汗をかきやすい季節は臭いが強い部位を集中的に洗うなど、洗濯方法にも注意してくださいね。

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まとめ

  • ミドル脂臭のついた衣服を選択する際、フラボノイドやカンゾウ、ケイヒなどの植物エキスが配合された洗剤がオススメ
  • 衣服の臭いが残りやすい部位には水で薄めた洗剤をスプレーして、30分ほど放置した後いつも通りの洗濯をすると臭いが取れやすい
  • 洗濯する際の温度は、冷たい水よりも30~40度前後のぬるま湯が臭い対策にはベスト
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