頭皮・髪の臭い

冬なのに頭皮が臭い!ニオイが出る原因は乾燥による皮脂の過剰分泌?

冬場は汗をかかないのに、なぜか頭皮のニオイが気になる。そんな症状が出たら、もしかして頭皮が乾燥することによる過剰皮脂によるものかもしれません。また、間違ったシャンプーの仕方が、さらに頭皮のニオイを悪化させているのかもしれませんね。冬場でも頭皮のニオイが気になる方は、ぜひこの記事で述べる対策をスタートしてみてください。

冬 頭皮 臭い

2018年11月04日更新

ニオイペディア編集部

  • fb
  • line

冬に頭皮が臭いのは何が原因?

冬に頭皮が臭いのは何が原因?
夏場は汗をかくために、頭皮や髪がべたついたりしてニオイが気になるものです。ですが、シャンプーなどをすればスッキリするでしょう。一方で、冬場の頭皮は季節的にも空調により乾燥してしまいます。

皮膚の乾燥が生じると、地肌を守ろうとするバリア機能が働き、皮脂をたくさん分泌します。その皮脂が酸化することで頭皮にニオイが生じます。

また、冬場は乾燥するために静電気を発生させやすく、ブラッシングの際に摩擦などで髪のキューティクルを壊してしまいます。脆くなったキューティクルにはニオイが付着しやすいのです。また、冬場は汗をかきにくいため、毛穴から老廃物の排出が困難となりニオイが発生しやすくなるでしょう。

関連記事女性の頭皮は臭い!?対策はシャンプーの仕方と乾燥にあり!

頭皮が臭いのはシャンプーで改善できない?

頭皮が臭いのはシャンプーで改善できない?
頭皮が臭いとシャンプーの香りで誤魔化そうとしますが、時間が経過すると酸化した皮脂とシャンプーが交じり合って、さらに悪臭を発生することになります。ですから、香料が良いとか、悪いとかでシャンプー選びをすることは避けましょう。

地肌をケアしたいのであれば、アミノ酸や保湿成分配合のシャンプーをセレクトしたいものです。ヘアケアが間違っていれば、悪臭も発生しやすくなるため、再度、正確なシャンプーの仕方を学びたいものですね。

関連記事頭皮が臭い原因はひとつだけじゃない!間違ったヘアケアにご用心!

シャンプー前にていねいにブラッシング

シャンプー前に丁寧にブラッシングすることで、髪についている埃やゴミをしっかり落とします。また、ブラッシングは血流を良くすることもできるため、地肌の新陳代謝をスムーズにすることができます。ブラッシングするときは、丁寧に優しく摩擦や刺激を与えないように注意が必要です。

指の腹を使って優しくシャンプー

シャンプーは手のひらで泡立てたものを、髪にまんべんなくなじませます。そして指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。この時に、爪を立てたり強い摩擦をかけたりするのは控えたいものです。

関連記事頭皮の臭いは洗い方で改善できる!シャンプーの仕方と選び方のコツ

すすぎが重要!

シャンプーやリンスで洗う過程で重視したいのが、「すすぎ」です。地肌の毛穴にシャンプー剤が残ってしまうことで毛穴がつまり、酸化しやすくなります。そうしたシャンプー剤などを毛穴に残さないように、3分~5分くらいのすすぎをしっかりしましょう。

また、すすぎの温度は地肌にダメージを与えないように、人肌くらいのぬるま湯(40度前後)が理想的な温度です。

冬でも油断禁物!ニオイを発生させないための3箇条

冬でも油断禁物!ニオイを発生させないための3箇条
冬に頭皮のニオイを発生させないためには、次のような3箇条を意識してみましょう。髪を自然乾燥させないことや、すすぎをじゅうぶんにすることの他にも、身体の内側からケアすることで予防ができます。

自然乾燥

「ドライヤーは髪にダメージを与えるから自然乾燥で済ませている」という人も少なくありません。ですが、自然乾燥はまさに、生乾きの洗濯物のように雑菌が多く繁殖しやすい頭皮環境を作ってしまいます。ですから、頭のニオイを発生させないためには、髪が濡れたまま放置することはやめましょう。

ドライヤーを近づけすぎない

ドライヤーをかける時は、優しくタオルドライしてから、地肌から20cm~30cmほど離してからドライヤーをかけるようにしましょう。髪の毛から乾かすより、地肌から先に乾かすのが効果的です。ちなみに、地肌に近いところから熱をあてると頭皮の乾燥や炎症を引き起こしてしまいます。

身体の内側からニオイがする場合

身体の内側からニオイがするケースでは、食事なども気を使うことが重要です。極力、脂っこい食事は極力控えるようにしたいものです。また、ファーストフードなどの過剰摂取も頭皮のニオイを発生しやすくしてしまうため頻繁に摂取することは避けましょう。

頭皮だけでなく、身体の内側からニオイがするようなときは、体臭を内側から改善する効果の高いサプリメントなどを利用することがベストです。他にも、腸内環境などを整えることでアンモニア物質などを発生させないようにするビフィズス菌や乳酸菌などが配合されたサプリメントなども良いですね。

体臭サプリの詳細はこちら

関連記事体臭サプリで効果が出ない?改善のコツはニオイの種類に合わせて選ぶこと!
関連記事【体験レポート】体臭サプリ「臭ピタッ!」評価もいいので自分で使ってみた結果

まとめ

  • 冬場の頭皮は季節的にも空調により乾燥しやすく、皮膚の乾燥が生じると地肌を守ろうとするバリア機能が働き、皮脂をたくさん分泌し、その皮脂が酸化することで頭皮にニオイが生じる。
  • 頭皮が臭いからといってシャンプーの香りで誤魔化すと、酸化した皮脂とシャンプーが交じり合って、さらに悪臭を発生させることになりかねない。正しいシャンプーの仕方でニオイ予防を。
  • 髪を濡れたまま放置しない、ドライヤーを地肌に近づけすぎない、身体の内側からもニオイケアをする、などシャンプー以外にも対策が必要。
  • 関連するキーワード