おへそのゴマはなぜ臭い?掃除のしすぎは腹痛の元になるって本当?
おへそのゴマはなぜできるのかわからないけども臭いが強いため気になってしまう人も多いでしょう。 だからといって無理やり掃除をしていると腹痛の元になってしまうと言われているためどうしていいかわからないという人も少なくありません。 そこで今回はおへそのゴマについて検証していきましょう。
2018年05月11日更新
おへそのゴマは臭い?
そもそも、おへそのゴマはなぜ臭いのかということですが、おへそのゴマというのは体内から出てしまう垢や衣類の繊維や空気中のホコリが溜まってできるものなのです。おへそのゴマができた時点では実はニオイはあまり発生しませんが、そこに皮膚常在菌や雑菌が餌にすることによって発生する副産物がおへそのゴマ特有の臭いを発生させてしまいます。
実はおへそのゴマの臭いができてしまうメカニズムというのは汗の臭いと同じです。アポクリン汗腺と呼ばれる部分から分泌される汗は水分以外にも様々な物質を分泌します。この様々な物質は皮膚常在菌や雑菌の餌となってしまい、繁殖した際に生産される副産物が汗臭さの元になるのです。
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いじりすぎるとお腹が痛くなる?
おへそのゴマが臭いのが嫌で定期的にほじくって取り出そうとしてしまう人がいると思います。そこで何度かやっていくうちにお腹が痛くなってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
実はおへそというのは腹膜という場所に密接しているのですが、この部分を刺激してしまうことによってお腹が痛くなる可能性があるのです。この腹膜はたくさんの神経が通っている部分でもあるので、おへそのゴマが取れないからといって力を入れすぎて掃除をすると神経を刺激してしまいお腹が痛くなるという理屈になります。
適切な取り方でおへそのゴマの掃除をするのが一番ということです。
おへそのゴマは自分で取っても大丈夫?
おへそのゴマをとる方法は人それぞれですが、指で取れそうな場合は自分で取りたいと少し無理やりにでもやってしまいがちですよね。しかし、そうなるとお腹が痛くなるし傷をつけてしまう可能性があるのでおすすめできません。そうなるとおへそのゴマは自分で取ってもいいべきなのかどうかという疑問が生まれてしまいます。
しかし、おへそのゴマは適切な取り方をすることができるのであればむしろ自分で取った方が時間もお金もかからないためおすすめです。おすすめするのはオイルと綿棒を使ったケア方法ですが、これについては後で紹介していきましょう。
おへその中も綺麗に洗う
身体を洗うことを欠かさないという人がほとんどですが、おへその中もキレイに洗うという意識は非常に大切です。おへそのゴマというのは自然に消えるものではありませんので、洗わずに溜め続けると臭いの元になってしまいます。おへその洗い方は1つだけではなく様々ありますが、大切なのは「おへそを傷つけずに洗う」ということです。
しっかりと適切な方法でおへそのゴマをとっていきましょう。
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オイルと綿棒で優しくケア
おへそのゴマを簡単にかつキレイに取る方法の1つにオイルと綿棒を使うという方法があります。オイルはスキンケア用のオリーブオイルなどがおすすめです。
やり方としてはまずおへその中に少量のオリーブオイルをたらします。なぜおへそにオイルを入れるかというと、へそのゴマがオイルに溶けて汚れを取り除きやすくなるからです。あとは簡単で、綿棒で優しくへそのゴマを取ってあげるだけで完了となります。
また、事前にオイルを染み込ませた綿棒を使っておへその中を軽く撫でるようにしておへそのゴマを取っていくという方法もあります。この場合も少しだけおへその中にオイルをたらしておくことで汚れが取れやすくなるのでポイントとして覚えておくと良いでしょう。
指や爪でおへそのゴマを取るほうがキレイに取れている気がする、オイルを使うのが面倒だからという気持ちは痛いほどわかりますが、おへそが傷ついてしまうとそこから炎症を引き起こして余計にこじらせてしまう可能性もあるのでおすすめできません。
しっかりと適切な方法でおへそのゴマを取り除いてあげましょう。
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まとめ
- おへそのゴマは体内から出てしまう垢や衣類の繊維や空気中のホコリが溜まってできるもの。皮膚常在菌や雑菌がおへそのゴマを餌にすることによって発生する副産物がおへそのゴマ特有の臭いを発生させる。
- 力をいれすぎて掃除をすると神経を刺激してしまいお腹が痛くなることがあるので注意。
- おへその洗い方は1つだけではなく様々あるが、大切なのは「おへそを傷つけずに洗う」ということ。