ワキガに有効なミョウバン水は汗臭以外にも効果を発揮!濃度には注意して!
ミョウバンは、制汗剤がなかった時代から、汗や臭い対策に効果があると注目され、水に溶かして制汗剤として使われていました。これまでに色々試してきたけど、いまいち効果が得られないという方は一度試してみるといいかもしれません。今回は、ワキガに有効なミョウバンの作り方についてお話ししたいと思います。
2018年08月09日更新
この記事の目次♪
ミョウバンとは?
ミョウバンとは、カリウムやアンモニウム、アルミニウムなどの金属が結晶化したものです。
ミョウバンは古い時代から殺菌作用や肌の引き締め、止血、鎮痛、防腐などの効果が期待できるとされ、制汗や消臭用として使用されてきました。また、食品添加物なので安心・安全に使用することができます。スーパーで手軽に手に入り、30g~40gが100円と、安価であることも魅力です。
関連記事ミョウバン石鹸はワキガにも効果的?メリット・デメリットとは
いろいろ使えるミョウバン水の作り方
保存期間は冷蔵庫で1週間ですが、なるべく作ってからすぐ使うようにしたほうが良いでしょう。持ち歩くときはミョウバンが沈殿してしまうので、よく振ってから使用するようにしましょう。
材料
- ミョウバン(焼きミョウバンでもOK)… 5g
- 水 … 150ml
- スプレーボトル
原液の作り方
- ミョウバンと水の比率は水3に対してミョウバン1です。水150mlにミョウバン5gを入れてください。
- スプレーボトルに入れよく振りましょう。
- 1日おいてでき上がり。
ミョウバン水は脇以外にも使える?
ミョウバン水は汗のニオイだけではなく、さまざまなニオイや清掃用具としても効果を発揮します。
1.洗濯物の嫌なにおいを防止
洗濯の際、柔軟剤投入口に40mlを原液のまま入れます。生乾きのニオイを防ぐだけでなく、汗をかいてもニオイがしにくいです。
関連記事加齢臭ケアに役立つミョウバンと重曹の3つの活用方法
関連記事洗い方合ってる?加齢臭のついた衣類の洗濯は○度のお湯が鍵!
2.汗をかいた後のケア
汗をかいたあと、放置してしまうと雑菌が繁殖し、ニオイの元となります。10倍に薄めたミョウバン水を使用します。ミョウバン水にレモンをしぼり、一工夫加えましょう。
スプレーをする時の注意点は、汗をよく拭いてからスプレーすること、そしてしっかり乾かすことです。濡れたまま服を着てしまうと、服にスプレーがつき効果が減ってしまうので、2回繰り返すと効果的です。ワキガが改善されたという方も多いようです。
3.水虫、靴の消臭
水虫対策にはミョウバン足浴です。足浴には、10倍に薄めたミョウバン水を使用しましょう。靴の消臭には、靴の中に直接スプレーを1プッシュしましょう。
4.ごみのニオイ、お部屋の消臭も!
生ごみのニオイにも、水虫や靴のニオイと同様に、10倍に薄めたミョウバン水を直接スプレーすると消臭効果を発揮します。その他、お部屋のニオイが気になるところにもスプレーするとすっきりします。布団や毛布への使用もおすすめです。
5.ミョウバン風呂
浴槽にお湯をはり、ミョウバン水の原液を30~50ml入れます。少量でもヒリヒリすることがありますので、敏感肌の方は原液を少なめに入れるようにしてください。ミョウバン風呂に浸かった後に体を洗いましょう。
また、ミョウバンには保湿効果はありませんので、入浴後はしっかり保湿ケアすることが大事です。化粧水などで保湿することを忘れないようにしてください。
原液でヒリヒリした場合は、ミョウバンが配合された入浴剤も市販されていますので、そちらを試してみるのも良いでしょう。
6.鍋洗いに
焦げ付きが気になる時は、原液を鍋に入れ、火にかけましょう。焦げの部分が泡立ってきたところで、火を止めて冷ましましょう。
7.消毒液
安心安全な食品添加物なので赤ちゃんや子どもにも使用することができます。あせもやアトピーなどの悩みにも使用できます。市販のものより効果が得られたという人も少なくありません。また、軽い擦り傷にも効果的です。しかし、子どもの肌はデリケートですので、いきなりスプレーせずに薄めたものを使うなど、様子を見ながら使用してください。
ミョウバンは、汗やワキガの対策にも効果的ですが、日常生活においてさまざまなことに利用できる優れものです。
濃度には要注意!
ミョウバンは、水に溶けると酸性に変わるため、肌へ大きなダメージを与えてしまう場合があります。もし使用した際に肌がピリピリするなどの症状が現れた場合はすぐに使用を中止しましょう。
しかし、薄めすぎてしまうと効果が見られない場合があります。そんな時は、いきなりミョウバンの濃度を上げるのではなく少しずつ上げていき、濃度を調整しましょう。原液に近い状態で使ってしまうと、かぶれてしまったり炎症を起こしてしまうことがあるので、濃度には注意してください。
使用する前に、原液を10倍以上薄めたものでパッチテストを行い、異常がないかどうかを確認してからミョウバン水を使用することをおすすめします。
手作りのミョウバン水を洗濯や鍋洗いの際に使用するのは効果もありますが、ワキガや体臭全般を解決したいのであれば、サプリメントなどデオドラント商品に頼ってみるのが一番安全かもしれません。適宜、用途・目的に合わせて使用する物を変え、自分に合ったワキガ対策を見つけてください。
関連記事40個のワキガクリームで口コミや効果の高い人気のアイテムとは?
関連記事体臭サプリに関する記事
まとめ
- ミョウバンとはカリウムやアンモニウム、アルミニウム等の金属が結晶化したもの
- 殺菌作用や肌の引き締め効果があり古くから制汗剤として使用されてきた
- 副作用でかぶれや炎症が起こることがあるので注意が必要