加齢臭の薬はあるの？ないの？

加齢臭の薬はありません。加齢臭対策用のサプリメントはびっくりするぐらいたくさんありますが、医療機関で処方される治療薬は今のところ開発されていません。

したがって、病院に行っても飲み薬以外の治療法が提案されるので、“飲んで手軽に治す”ことはできません。もしどうしても飲み薬で加齢臭対策に取り組みたいなら、漢方医に相談しましょう。体臭治療の専門クリニックの医師も、加齢臭の改善には食事対策に真面目に取り組むしかないと主張しています。

禁煙、節酒はもちろん、献立から脂肪分、油をできるだけ排除します。肉の脂身、乳製品は避けたほうが無難です。同時に、野菜や果物など抗酸化食品を積極的に摂取すれば、次第に血液の油汚れも改善されるでしょう。

腸内環境も加齢臭に影響しますので、便秘気味の方は食物繊維や乳酸菌を積極的に摂り入れる対策も欠かせません。日々の食事が薬となります。

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高いので一般的ではない加齢臭の外科的治療

あまり一般的ではありませんが、もし体毛が特別に濃いことが原因で加齢臭がきつく臭う場合、脱毛治療でニオイを軽減できる可能性があります。体毛が多いとどうしても蒸れやすくなるため、脱毛することで臭いにくくなる効果があります。さらに毛穴付近に超音波を照射し、加齢臭の原因物質の分泌量を減らす治療法が同時に行われることもあります。

毛穴は全身にあるので完璧に処理することはできませんが、脇や胸元だけでもこういった処置を施すことで部分的にニオイを軽減させることは可能です。医療レーザー脱毛の価格はクリニックによって差があるので一概には言えませんが、両脇なら大体6回で2～3万円です。超音波治療は30万円近くかかります。

ただし加齢臭は全身から漂うものです。これだけ高いお金を払って脇だけ治療しても、満足できるほどの効果が得られるとは限りません。したがって、もともと体毛にお悩みの方ならともかく、加齢臭のためだけにこの治療を受けようと考える方はあまりいません。お医者さん側も強くすすめないはずです。

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加齢臭の内科的治療も高額！

加齢臭を本格的に治療する場合、担当医とじっくり話し合って治療法を決めることになります。例えば内科的治療法では、キレーション治療を提案されることもあります。キレーション治療は、強力なデトックス効果のある点滴を受ける最新の治療法です。

加齢臭の原因になる活性酵素や毒素を強制的に体外に排出することで、体臭を軽減する効果を望めます。血液検査や毛髪検査の結果を踏まえ、患者さんのコンディションに応じてオリジナルの点滴が調合されます。

水銀や鉛などの有害金属の体内蓄積量が多いと、体臭がきつくなる傾向があるので、点滴に有害金属を排出するキレート作用に優れた「合成アミノ酸」と「EDTA」を必ず配合させます。このEDTAが、金属イオンをキール（ギリシャ語でカニのはさみ）のようにつかみとり結合する性質から、キレーションという名前がついたそうです。

アンチエイジング効果も高く、美容のためにキレーション治療を受ける方もいます。最近は加齢臭の対策の他、動脈硬化や狭心症の予防対策手段としても見直されています。ただし点滴を打ち終わるまでに1時間半以上かかること、1回1万円以上する点滴を週に1回のペースで20回前後受けなければならないことがネックです。

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サプリメント摂取も立派な加齢臭治療？

外科的治療も内科的治療も、いずれも高額な費用がかかってしまうということがわかります。治療薬も開発されておらず、結局のところ食事を改善するしか対策方法はない、ということもわかりました。食事改善はするに越したことはありませんが、高額な費用を払って治療をするというのは、誰にでもできることではありません。

そんな方にもおすすめできるのが、加齢臭対策のサプリメントです。サプリメントでしたら、食事改善と同様に体の内側からのケアを行うことができますし、高額な治療や治療薬などとは異なり、比較的安価な値段で入手することができます。

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また、食後に飲む事を続けていくだけで長期的な効果も期待できますし、体臭を気にする方にとっては良い効果が見込めるのではないのでしょうか。

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まとめ

• 加齢臭を抑制、治療する薬はない
• 加齢臭を予防するには地道な生活習慣改善対策が一番有効
• 外科的治療、内科的治療は20万円以上の高額の費用がかかる