香水臭い！スメハラにならないための体臭対策5選

セクハラ、パワハラ、ヌーハラと最近は様々なハラスメントに困っている方も多いですが、スメハラというのをご存知でしょうか。スメルハラスメント、つまり匂いがストレスの元になっている事もあるのです。今回はそんなスメハラにならないように香水に関する知識をご紹介します。

2017年10月04日更新

この記事の目次♪

香水、付けすぎていませんか？

香水をつける女性画像
香水の匂いが強すぎてスメハラに発展する場合、多くの方が香水を付け過ぎています。そもそも香水と簡単に言っても匂いの強さで大体3つのタイプに分かれています。匂いの強い順にパルファム、オーデパルファムとオードトワレ、オーデコロンになります。

今までオーデコロンの香水を付けていて、それと同じ量をパルファムで行えば非常に強烈な匂いになってしまいます。パルファムは1滴2滴で十分と言われている程に強いのです。

このように香水は付け方、特に量に気を付ける必要があります。香水を見様見真似で付けていると量を多く間違えやすいので香水を付ける時は量に注意しましょう。

香水の匂いを嗅ぐ女性画像
香水を付ける人にはいくつかタイプがあります。香水の匂いが好きで付けている人もいれば、そもそもの体臭が気になって香水で隠そうとする人もいます。スメハラになりやすいのは後者です。元々の体臭が強いがために、香水を大量に振りまいて隠そうとして失敗しているタイプです。

ここからはそんな体臭が気になって香水をかけ過ぎる人の対策を5つのタイプに分けてご紹介します。

汗臭い時の対処として香水を付ける人も多いと思いますが、汗の匂いと香水の匂いは相性が悪いです。汗の匂いというのは体内で生成された悪臭物質が体外へ排出された時に目立ちます。

この悪臭物質にはいくつか種類があるため、単純に汗臭いと言っても人によって違いがあるのです。それ故に汗の匂いに対抗して香水を選ぶのは非常に難しい問題になります。

なので比較的持続時間の短いオーデコロンを耳の後ろやうなじ、手首や足首に付けるようにして臭くならない香水をまず見つけましょう。この時間違っても汗をかきやすい頭皮や脇、背中には絶対に付けないようにしてください。汗と混ざって変な匂いになりやすいからです。

足から異臭が発生している時にも香水は逆効果です。こちらは汗の匂いと違って悪質な細菌が蔓延っているからです。香水は当然水ですから、足に直接香水を振りかけては細菌に餌を与えているような行為に繋がります。そして悪臭が香水の匂いと相まって余計に強くなります。

風呂で足を洗う時に指と指の間をより意識的に洗ったり、お風呂から出た後の足ふきマットを定期的に洗うなどの対策が不可欠です。どうしてもすぐに足の匂いを消したい時には足用の香水が存在するのでそちらを利用するようにしましょう。

一般の香水は基本的に足の匂いと相性が悪いのを忘れないでください。

タバコを吸う女性画像
汗臭さも足の臭さも香水では逆効果と話してきましたが、タバコ臭いのも同様に逆効果です。どうしても強い匂いは強い匂いで隠せると思っている人がいるみたいですが、どちらの匂いも主張し続けるだけなのでより酷い悪臭となってしまいます。

タバコ臭さの対策としてはとにかく消臭を心がける事です。特に匂いは服に移りやすいので、布製品用の消臭剤を使って臭さの元を排除するようにしましょう。

女性ならではの悩みが生理中の匂いです。生理の匂いと言うと血の匂いと思う人が多いですが、経血は血ではありません。経血中の血の成分は10程度と血の匂いを感じる事はまずありません。では何故生理中に独特の匂いがあるかというと、雑菌が繁殖しているからです。

ナプキンを付けている部分はデリケートゾーンの毛もあって蒸れやすくなっているのです。雑菌が繁殖しやすい環境下で経血のような水分も補給されるため、匂いの元である雑菌が活動しやすくなっているのです。

なのでこれも香水でどうにかするよりもこまめにナプキンを変える、こまめにトイレに行って蒸れないようにするなどの対策を取るようにしましょう。

頭皮の匂いも気になる人が多いですが、こちらも汗の匂いや雑菌の繁殖によって発生する匂いのため香水はお勧めしません。特に頭皮は汗をかきやすい場所でもあるので、夏場は特に匂いが目立ちます。

こまめに汗を拭いてできる限り匂いが残らない様にすると共に、食生活やシャンプーを見直すのが対策になりますが、頭皮の匂い専用のフレグランスも存在します。こちらは一般の香水よりも消臭効果も期待できるので、どうしてもすぐに頭皮の匂い対策をしたい時にお勧めです。