ミドル脂臭はバラの香りで無害化?今さら聞けない香水の付け方
加齢臭よりも近年注目を集めているミドル脂臭。人によっては加齢臭よりもキツイと感じるこの中年男性の悩みの匂いが、実は香水で軽減できると言われています。 今回はミドル脂臭と香水の関係性についてご説明いたします。香水を付けた事のない男性向けに基本的な香水の付け方もご説明いたします。
2017年09月04日更新
ミドル脂臭をなかったことにはできない
ミドル脂臭とは基本的に30代後半から50代くらいの男性に発生する体臭で、後頭部から首の後ろからジアセチルという匂い成分が発生する匂いの事です。酸っぱさを感じるツンとした匂いが特徴となっています。
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加齢臭と同じように取り上げられるのは、生活習慣などを変えてもすぐには匂いが消えないからです。ミドル脂臭が発生してしまっている場合にはそれと上手く付き合っていく必要があるのです。
その付き合い方としてお勧めなのが香水、とりわけバラの香水を付ける事です。体臭がキツイ状態で香水を付けたら逆効果ではと思う方も多いと思いますが、ミドル脂臭とバラの香水は上手く匂いを中和してくれるという実験があるのです。
もちろんミドル脂臭の強さ自体が人によって異なるので必ずバラの香水が良いとは限りませんが、ミドル脂臭を消し去る事ができない以上何かしらの香水を付ける事は対策として必須になります。もしもミドル脂臭が気になる方は試しに1度バラの香水を使ってみる事をお勧めします。
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正しい香水の付け方とは
ミドル脂臭は男性に多い体臭とされています。しかし男性は香水を付ける事はあまりないので、いざ対策として香水を買おうとしてもどれを買えば良いのか、どう付ければ良いのかで悩んでいる方も多いでしょう。
ここからは基本的な香水の付け方をご説明いたします。
種類によって付け方・量を工夫する
まず香水と言ってもいくつか種類があります。香りの強い順にパルファム、オーデパルファム・オードトワレ、オーデコロンになります。香りの強さに違いがあるので、当然ですが付け方も変わってきます。
香りの強いパルファムは体の1部位に少し付けるだけで充分とされています。できる限り少量を薄く伸ばして香りを付けるのがポイントになります。
オーデパルファム・オードトワレはスプレータイプで販売されている事が多いので、衣服や肌に直接振りかけると香りが強くなりやすいです。コットンにワンプッシュしてから付けるのがポイントです。
衣服に付けたい場合にはコットンに付けた後、クローゼットなどに衣服と一緒にコットンを置いておくのがベストになります。
オーデコロンは香りが最も弱いので、体の複数の箇所に付けても大丈夫です。ミドル脂臭は後頭部から首の後ろの部分から発生するのでその部分に直接香水を振りかけるようにしましょう。
脈打つ場所を意識する
香水は一般的に体温が高い場所に付けるべきとされています。体温が高い場所に香水を付けると香水のアルコール分が揮発して匂いが立ちやすくなるからです。体温が高い場所というのは脈打つ場所になります。首筋や耳の後ろ、肘や手首、腕の内側、胸元やウエストなどが該当します。
香水の臭いというのは基本的に気体、ガスとして発生しているので、当然ですが下から上へと香りが流れていきます。なので手首ではなく足首などの下半身に香水を付けるのが良いとされています。太ももの内側なども脈打つポイントになっていますので、香りを立たせる場所としてお勧めです。
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香水を付けるタイミング
香水を付けるタイミングは人と会う30分前以上がベストになります。当然ですが香水を付けた直後は匂いが最も強く、誰でもすぐに香水を付けたのが分かります。
この付け初めから30分をトップノートと言って、最も刺激の強い時間帯とされています。そこから約3時間後くらいまでがミドルノートと言われ、落ち着いた香りの時間帯とされています。そしてそこから約半日くらいがラストノートと言われ、それまでよりも深みのある香りに仕上がります。
なので人と会う前に香水を付ける場合には、直接会う30分以上前に付けるようにしましょう。体臭がキツイかもと言って慌ててトイレで香水を付けるのはナンセンスです。必ず余裕を持って香水を扱うようにしましょう。
まとめ
- ミドル脂臭とバラの香水は上手く匂いを中和してくれる。
- オーデパルファム・オードトワレはスプレータイプで販売されている事が多いので、衣服や肌に直接振りかけると香りが強くなりやすい。コットンにワンプッシュしてから付けるのがポイント。
- オーデコロンは香りが最も弱いので、体の複数の箇所に付けても大丈夫。
- 首筋や耳の後ろ、肘や手首、腕の内側、胸元やウエストなど脈打つ場所を意識して付ける。
- 香水を付けるタイミングは人と会う30分前以上がベスト。